【格闘技】ジョシュら出場全選手が計量一発パス=DREAM
2010年の開幕戦「DREAM.13」(神奈川・横浜アリーナ)を翌日に控えた21日、都内ホテルで全出場選手の公開計量が行われた。
ヘビー級ワンマッチのジョシュ・バーネットとマイティ・モー、無差別級ワンマッチのミノワマンとジミー・アンブリッツは服を着たままでの計量となったが、ほかの選手はいずれも1回で規定体重をクリア。ライト級ワンマッチで対戦する弘中邦佳と菊野克紀はいずれもリミットの70.0キロぴったりでのパスとなり、ともに過酷なギリギリの調整をうかがわせた。
各選手は計量クリア後に壇上で意気込みを発表。各選手のコメントおよび記録体重は以下の通り。
ビビアーノ・フェルナンデス:62.9キロ
「私もハードな練習をしてきました。素晴らしい試合を見せたいと思います」
ヨアキム・ハンセン:63.0キロ
「ハードなトレーニングをやってきて無事計量もパスすることができました。明日はいい試合を見せたいと思います」
ジョシュ・バーネット:115キロ
「2002年にK−1のMMAイベント『ロマネックス』に出た時、私とボブ・サップだけがジーンズのカジュアルな格好で石井館長にダメじゃないかと怒られたので、今回はスーツを着てドレッシーな格好で来たのですが、どうも場違いな感じになってしまい困りました(苦笑)。今回はモーのような非常に大きい選手と戦うことになりましたが、これは私にとっても大きなチャンスです。彼の印象は昨日も聞かれましたが、“非常に大きな奴”ということです。練習パートナーだったこともありますが、お互いにお金をもらうファイトとしてファンのためにも一生懸命頑張りたいと思います。ただ、モーが劣勢だからといって、もしジミー・アンブリッツがリングになだれ込んできたら私もつぶされてしまうかもしれません(苦笑)」
マイティ・モー:115キロ
「ジョシュ・バーネットのような選手と戦うことができるのは私にとって大きなチャンスです。一緒に練習していたこともありますが、明日はお互いビジネスマンとしてビジネスのチャンスですし、ジョシュにとっては私をいじめるよい機会でしょうが、いい試合を見せたいと思います」
KJ・ヌーン:71.8キロ(72キロ契約)
「試合に呼んでもらい有難く思っています。以前PRIDEで試合をする話があったのですが、それが今回やっとかなって嬉しいです。明日戦うすべての選手にリスペクトを持っています。これまで厳しいトレーニングを積んできました。コンディションもよいので、とてもよい試合をお見せしたいと思います」
アンドレ・ジダ:71.5キロ(72キロ契約)
「世界中から多くの選手が集まる明日のイベントですが、その中でもベストファイトをしてブラジルに勝利をもたらしたいと思います」
長南亮:75.8キロ
「特にしゃべることはもうないので明日頑張ります。計量でみんな喉が渇いてると思うんで、スピーチはお早めに。特にジョシュ・バーネット(苦笑)」
アンドリュース・ナカハラ:75.4キロ
「ハードなトレーニングを積んできました。いい試合をしたいと思います。全てのファイターにグッドファイトを祈ります」
前田吉朗:62.5キロ
「相手はWECのチャンピオンだったっていうことでWECでは上ですけど、DREAMでは僕の方が大先輩に当たると思うんで、先輩らしいところを皆さんに見てもらいます」
コール・エスコベド:62.8
「日本に来れて嬉しく思います。また来てねと言ってもらえるように頑張ります」
弘中邦佳:70.0キロ
「僕と菊野選手の出会いは何年か前にさかのぼりまして……ということを長々話すと長南さんに怒られますんで(苦笑)、僕も水を飲みたいです。水を飲んだ後は菊野選手に勝つだけです」
菊野克紀:70.0キロ
「心身ともに最高の状態に仕上がりました。必ず一撃をお見せします」
ミノワマン:89キロ
「体調はいいように仕上がりました。もうお話することはございません。もうアンブリッツ選手を倒すだけでございます」
ジミー・アンブリッツ:125キロ
「日本へ1年ぶりに戻ってこれてうれしいです。長い間この時を待っていました。ミノワマン選手のような強い選手にチャレンジできて嬉しいです。エキサイティングな、退屈でない試合を見せたいと思います」
■DREAM.13
3月22日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ 開場15:00 開始16:00
<第7試合 DREAMフェザー級タイトルマッチ>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム)
[挑戦者]ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/初代DREAMライト級王者)
<第6試合 ヘビー級ワンマッチ>
ジョシュ・バーネット(米国)
マイティ・モー(米国)
<第5試合 ライト級ワンマッチ>
KJ・ヌーン(米国/シティ・ボクシング)
アンドレ・ジダ(ブラジル/EVOLUCAO−THAI)
――休憩――
<第4試合 ウェルター級ワンマッチ>
長南 亮(日本/Team M.A.D.)
アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館)
<第3試合 フェザー級ワンマッチ>
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)
コール・エスコベド(米国/Pacific Martial Arts)
<第2試合 ライト級ワンマッチ>
弘中邦佳(日本/マスタージャパン)
菊野克紀(日本/ALLIANCE−SQUARE)
<第1試合 無差別級ワンマッチ>
ミノワマン(日本/フリー)
ジミー・アンブリッツ(米国/トッド・メディーナ・フリースタイル柔術アカデミー)