【格闘技】KOTCが日本初上陸 修斗元2階級王者マモル、王座奪取なるか=見どころ

 米国の老舗金網MMAイベント「KING OF THE CAGE」(KOTC)が日本初上陸。その記念すべき第1回大会が沖縄で開催される。

 メーンには修斗史上初の2階級制覇(フェザー&バンタム級)を成し遂げているマモルが出場。総合戦績8戦全勝というフランク・バカとKOTCジュニアフライ級のタイトルを争う。今回は金網、そしてヒジ打ちが認められたルールとなるが、すでにそうした試合を見越して昨年シュートボクシング(SB)に参戦していたと語るマモル。バカの長身、あるいはフロントチョークといった武器を警戒するが、ムエタイ・SB修行で磨いた打撃で攻略し、タイトル奪取を足がかりに海外進出を目指す。

 セミファイナルでは朴光哲が昨年10月の「VALE TUDO JAPAN 09」で五味隆典を苦しめたトニー・ハービーと対戦。荒っぽいパンチにサイドキック、左ミドルといった蹴り技を交え、五味に最後まで一本・KOを許さなかったハービーだが、“打ち合い上等”な朴だけに激戦となるのは必至。インパクトあるKO決着が見られるか。

 その他、沖縄勢とKOTC勢の対戦がマッチメークされ、ホルヘ・マスヴィダル(戦極北岡悟に勝利)を下しているトビー・イマダも登場する。