【格闘技】“悲劇のマスクマン”がアメトーークとコラボ=新日本プロレス

 31日の新日本プロレス東京・ディファ有明大会の試合開始前に、人気バラエティー番組「アメトーーク」(テレビ朝日系毎週木曜23:15〜)のDVD発売記念イベントが行われ、番組MCの雨上がり決死隊のほか、武藤敬司に扮した神奈月藤波辰爾に扮したユリオカ超特Qがリングに登場。番組で「悲劇のマスクマン」として紹介されたスーパー・ストロング・マシンエル・サムライとともにプロレストークを繰り広げた。
アメトーーク」ではこれまで「越中詩郎芸人」や「昭和プロレス芸人」「俺達のプロレスオールスター戦」などが放送されており、ゴールデンタイムに放送された正月特番では、久々に「金曜夜8時」の黄金時代が甦った。

 番組に出演したことで「藤波さんの歌う『マッチョドラゴン』を有線放送でよく聞くようになった」と語ったユリオカは、昨日の後楽園大会での金本浩二のマイクアピールのモノマネを披露すると、本物のマシンに対しても「おまえ、平田だろ!」と藤波のモノマネで突っ込みを入れたため、マシンは「平田じゃねえ」と否定しながら、「もっとオレの映像を出せ」とアピール。
 サムライは「アメトーーク」最新DVDせットをプレゼントされるが、直後に長州力のモノマネをした神奈月に「貸せ!」と強奪されてしまったため、かつてIWGPジュニアタッグのベルトを奪い取られた時のように、無言のまま寂しげにうなだれた。
 イベントを終えた雨上がり決死隊の2人は、「本物のリングに上がる機会はないので楽しかった。お客さんのほとんどが番組を見てくれていてうれしかった」と大興奮。間近で見たサムライに「きっと、メッチャいい人」(蛍原)「マスク取ったら喫茶店のマスターにしか見えなさそう」(宮迫)と、その“逸材”ぶりに改めて感心していた。