【格闘技】金曜8時の興奮再び 藤波と長州が「名勝負数え歌」=リアルジャパンプロレス

 18日のリアルジャパンプロレス「OVERHEAT」東京・後楽園ホール大会では、超満員となる1620人を動員。セミファイナルでは藤波辰爾ウルティモ・ドラゴンによるWドラゴンコンビが長州力ザ・グレート・サスケ組に快勝を収めた。

 いきなり藤波と長州が先発を買って出るなど、80年代のプロレス黄金時代を彷彿とさせる戦いから、藤波がドラゴンスクリューを繰り出せば、長州もリキラリアットを炸裂。ウルティモがサスケをアサイDDTで沈め、チームの勝利を手にした藤波は「テンションが上がって足が浮き足立った」と、試合後も興奮冷めやらぬ様子だった。

 第4試合では、第3代レジェンドチャンピオンのアレクサンダー大塚佐藤光留を退け2度目の防衛に成功。同じUの遺伝子を持つ佐藤のオーソドックスなスタイルに対し、大塚がなかなかリズムに乗れずに苦戦を強いられたものの、頭から流血するほどの強烈な頭突きからのドラゴンスープレックスで完勝した。
 次期挑戦者には早くもタイガー・シャークが名乗りを上げたが、前の試合で折原昌夫に敗れた上、観客の支持も得られなかったシャークに対し大塚は「お客さんが認めるような試合が出来ないとダメ」と難色を示した。