【格闘技】【SWAT】“ZSTの鉄人”清水俊一、3連続一本勝ちでトーナメント制覇

 1月17日(日)ゴールドジムサウス東京アネックスにて、ZST事務局『SWAT!−GX6』が開催された。

 GT-Fライト級(70kg)トーナメントとしてSWAT!ファイターたちによるグラップリングトーナメントが行われた今大会。ZST・SWAT!を中心に8選手が参加し、“ZSTの鉄人”清水俊一総合格闘技宇留野道場)もエントリー。

 決勝戦では、優勝候補の清水とエヴァルド・サントス(ブラジル/COOL CHAMP-DAM FIGHT JAPAN)が激突。清水は一回戦、準決勝と圧倒的な強さを見せつけ一本勝ちの連続で勝ち上がってきた。

 対するサントスはパワフルなテイクダウンを武器に優位に試合を進め、準決勝では終了間際に一本勝ちする極めの強さを見せ付けた。

 決勝戦でも積極的にタックルを仕掛けるサントスだったが、清水は余裕の表情でガブルとこれを許さない。下のサントスに対し、清水はアンクルホールドへ。これが決まらないとみるやスタンドに戻る。ここで偶発性のバッティングが起こり、サントスが負傷。

 再開後、タックルにきたサントスにフロントチョーク。脱出したサントスは下から足関節へ。これを潰した清水はアームロックから流れる動きで膝十字固めに移行。これがガッチリ決まり、清水がトーナメント優勝を果たした。

 マイクを握ると、「ZSTの60kgのバンタム級で上を目指します」と今年は藤原敬典(秋本道場Revo龍tion)が持つベルトに挑戦していきたいことを明かした。

 なお、トーナメントリザーブファイトに出場した中村拓己(GBR)は森清悟(ZFC 大井町)と対戦し、序盤からグラウンドで優位に攻め、1R終盤に腕ひしぎ十字固めで一本勝ちした。


ZST事務局
「SWAT!−GX6」
2010年1月17日(日)ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15:30 開始16:00

<全試合結果>

▼メインイベント(第14試合) SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010決勝戦
清水俊一総合格闘技宇留野道場)
一本 1R4分42秒 ※膝十字固め
エヴァルド・サントス(ブラジル/COOL CHAMP-DAM FIGHT JAPAN)

セミファイナル(第13試合) フェザー級シングルマッチ
△吾妻エメルソン(秋本道場JUNGLEJUNCTION)
ドロー
△牧野仁史(リバーサルジム)

▼第12試合 フェザー級シングルマッチ
清水俊裕(総合格闘技宇留野道場)
ドロー
△西林浩平(GRABAKAジム)

▼第11試合 フェザー級シングルマッチ
○西 哲也(ケルベロス柔術)
一本 2R1分12秒 ※アンクルホールド
●吉岡信一(パラエストラ東京)

▼第10試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 準決勝戦 第2試合
エヴァルド・サントス(ブラジル/COOL CHAMP-DAM FIGHT JAPAN)
一本 2R4分51秒 ※腕ひしぎ十字固め
●平 信一(綱島柔術

▼第9試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 準決勝戦 第1試合
清水俊一総合格闘技宇留野道場)
一本 1R3分19秒 ※腕ひしぎ十字固め
●浅野誉也(AACC

▼第8試合 バンタム級シングルマッチ
○片山 伸(T−Pleasure)
一本 1R1分30秒 ※腕ひしぎ十字固め
●柳沢毅行(デラヒーバジャパン)

▼第7試合 バンタム級シングルマッチ
△蔵本一平(ZFC 大井町
ドロー
△近藤正俊(RIKI GYM)

▼第6試合 フライ級シングルマッチ
○橋本圭右(パラエストラ八王子)
一本 1R1分6秒 ※裸絞
●古宇田博史(チームOJJ)

▼第5試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 一回戦 リザーブファイト
○中村拓己(GBR)
一本 1R4分35秒 ※腕ひしぎ十字固め
●森 清悟(ZFC 大井町

▼第4試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 一回戦 第4試合
エヴァルド・サントス(COOL CHAMP-DAM FIGHT JAPAN)
判定
●上田厚志(骨法烏合会矢野卓見道場)

▼第3試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 一回戦 第3試合
○平 信一(綱島柔術
判定
●佐藤 洋(総合格闘技move)

▼第2試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 一回戦 第2試合
清水俊一総合格闘技宇留野道場)
一本 1R2分59秒 ※三角絞め
●小松裕理(U-FILE CAMP 登戸)

▼第1試合 SWAT! GT-Fライト級トーナメント2010 一回戦 第1試合
○浅野誉也(AACC
判定
●篠宮敏久(綱島柔術