【格闘技】マグナムと大和、衝撃の連続KO負け!

 14日、米国・カリフォルニア州・ロサンゼルスにあるエルモンテ・エキスポセンターにて、MTAA(ムエタイ・アソシエーション・オブ・アメリカ)が認定する大会、「ワールド・チャンピオン・ムエタイ・エクストラバギャンザ」が行われた。
 セミファイナルでは日本人キックボクサーの大和哲也(WBC世界ライト級14位/大和ジム)が、タイでトップクラスの実力者と言われているセンチャイ・ソーキングスター(タイ/WBC世界スーパーフェザー級5位)と対戦。また、メーンイベントでは日本人キックボクサー・マグナム酒井(WBC世界ライトヘビー級16位/士魂村上塾)が、過去にK−1でも活躍した経験のある、ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ/WBC世界ライトヘビー級6位)と対戦した。

 セミファイナルに出場した大和は序盤からセンチャイにプレッシャーをかけていくも、近距離からまさかのハイキックを喰らい1RKO負け。また、マグナムは肘やパンチで2度のダウンを奪われながら気持ちで攻める続けるも、3R、出会い頭にガオグライの強烈な肘でダウンを喫しリングの上に横たわった。セミ、メーンともに連続KO負けという、日本人選手二人には苦い結果となった。今回、マグナムが勝利すると初の日本人WBCムエタイ世界王者、また大和が勝利をすると、こちらも初の日本人MTAA世界王者と期待がかかったが、どちらも幻に終わった。

■2010年3月14日 米国・カリフォルニア州・ロサンゼルス エルモンテ・エキスポセンター
スタンド・アップ プロモーション「ワールド・チャンピオン・ムエタイ・エクストラバギャンザ」

<メーンイベント WBCムエタイ世界ライトヘビー級タイトルマッチ>
●マグナム酒井
(3R 1分20秒 ひじによるKO負け)
ガオグライ・ゲーンノラシン

セミファイナル MTAA世界ライト級タイトルマッチ>
大和哲也 
(1R 2分23秒 左ハイキックによるKO負け)
○センチャイ・ソーキングスター