【格闘技】小川が健介、蝶野との対戦を熱望=IGF

 IGF・アントニオ猪木デビュー50周年記念興行第1弾「GENOME11」が22日、東京・JCBホールで行われ、超満員となる2780人を動員した。

 メーンイベントではIGF初参戦となる佐々木健介中嶋勝彦と組んで、小川直也、澤田敦志組とダブル師弟タッグで激突。ノーコンテストに終わった02年の新日本プロレス1.4東京ドーム大会での一騎打ち以来、約8年ぶりの対戦となる小川と健介が序盤からチョップ合戦を繰り広げ、互いの弟子である澤田と中嶋も激しいハイキックの打ち合いに。小川のSTOを意識したSTKを放つなど、闘志全開で向かっていった健介が澤田をショートレンジラリアットで仕留め、必殺技の北斗ボムを出すまでもなく完勝した。

 試合後、小川は健介に「このままトンズラすんじゃねえぞ」と再戦を呼びかけると、さらに放送席に座る蝶野正洋も挑発。蝶野に「テメエの試合をちゃんとやってから言え」と言い返されると、「いい返事もらった。ありがとう」と、これを対戦受諾の言葉と前向きに受け止め、次回大会「GENOME12」(5月9日、大阪府立体育会館)での健介、蝶野との対戦を熱望した。