【格闘技】“エース”小谷は伊藤とドロー、ZST広報が苦言=ZST

 総合格闘技ZST.23」(2月13日、東京・後楽園ホール)が20日、東京・新宿FACEで開催され、満員となる400人を動員した。
 メーンではZSTバンタム級タイトルマッチが行われ、王者・藤原敬典清水俊一に判定勝ちを収めて防衛に成功した。また、セミでは“ZSTのエース”小谷直之が伊藤健一と時間切れドローに終わった。

 ZST旗揚げから活躍を続け、PRIDE武士道やUFCにも出場し、現在もZSTのエースとして君臨する小谷がセミファイナルで伊藤と対戦した。
 終始上から攻め続け、危なげない試合運びを見せた小谷だが、伊藤の驚異的な粘りの前に最後まで試合を決めることができず、2R時間切れのドローで試合を終えた。

 試合後に上原譲ZST広報は、大会総括で「小谷選手が伊藤選手から一本を取れない試合はどうなのかなと思いました。小谷も所英男と同じようにメジャーの舞台で戦わなければいけない選手だと思いますので、頑張ってほしいと思います」と、不甲斐ない試合に終わった小谷に厳しい言葉をかけながらも、次戦以降の戦いに期待を込めた。

■「ZST.23」
2月20日(土)東京・新宿FACE

<メーンイベント バンタム級タイトルマッチ 5分5R>
○[王者]藤原敬典(秋本道場JUNGLEJUNCTION)
(5R判定)
●[挑戦者]清水俊一総合格闘技宇留野道場)
※王者・藤原が防衛に成功

セミファイナル ライト級シングルマッチ 5分2R>
小谷直之(ロデオスタイル)
(2R時間切れドロー)
△伊藤健一(ALLIANCE)

<第4試合 ライト級シングルマッチ 5分2R>
○LUIZ(禅道会横浜支部
(1R1分30秒 アームロック)
●大迫元喜(GRABAKAジム)

<第3試合 バンタム級シングルマッチ 5分2R>
清水俊裕総合格闘技宇留野道場)
(2R時間切れドロー)
△房野哲也(ノヴァウニオン・ジャパン

<第2試合 フライ級シングルマッチ 5分2R>
○矢島雄一郎(禅道会総本部)
(1R1分45秒 アームロック)
●早坂優瑠(CORE)

<第1試合 フェザー級シングルマッチ 5分2R>
○倉岡幸平(蒼天塾)
(1R1分28秒 KO)
●中村将光(GRABAKAジム)

<SWAT!バウト第4試合 ライト級シングルマッチ 5分2R>
△赤広洋介(U−FILECAMP調布)
(2R時間切れドロー)
△安井 隆(総合格闘技move)

<SWAT!バウト第3試合 フェザー級シングルマッチ 5分2R>
●川頭広卓(ALLIANCE)
(2R1分00秒)
○馬場高広(リバーサルジム横浜グランドスラム

<SWAT!バウト第2試合 フェザー級シングルマッチ 5分2R>
●大村 朗(ケルベロス柔術
(2R1分29秒)
○小林良太(リバーサルジム)

<SWAT!バウト第1試合 バンタム級シングルマッチ 5分2R>
○竹中 慎(P‘sLAB東京)

(2R1分43秒 腕ひしぎ十字固め)
●大久保謙吾(MSD護心道)

ジェネシスバウト バンタム級シングルマッチ 5分1R>
清水哲平総合格闘技宇留野道場)
(1R0分30秒 KO)
●飯塚文貴(リバーサルジム横浜グランドスラム